横須賀のロナルド・レーガン離日 任務8年超、同型空母と交代へ

米海軍横須賀基地での任務を終え、出港する原子力空母ロナルド・レーガン=16日午前10時36分、神奈川県横須賀市(共同通信社ヘリから)

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンが16日、約8年8カ月に及んだ任務を終え、同基地から出港した。交代で同型艦のジョージ・ワシントンが今年後半にも再配備される予定。

 出港に先立つ記者会見が甲板上であり、艦長のダリル・カードーン大佐は「日本は乗組員にとって第二の故郷となった」と感謝を述べた。

 R・レーガンは2015年10月に横須賀基地に入港。中国による軍事圧力で緊迫化する台湾情勢や、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢をにらみ、周辺海域の警戒任務などに当たってきた。

 G・ワシントンは08年、横須賀基地に初めて配備されて今回は2回目。

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