「マルセイユにとってまさに毒」 伊東純也はMOM選出、中村敬斗も現地喝采「問題を引き起こした」

日本人コンビが躍動【写真:Getty Images】

伊東はオウンゴールを誘発して勝利に貢献

フランス1部スタッド・ランスは5月15日、リーグ・アン第32節の延期分でマルセイユと対戦し、1-0で勝利を収めた。日本代表MF伊東純也は決勝点のオウンゴールを誘発。MF中村敬斗も先発出場で勝利に貢献、3月17日のメス戦以来、7試合ぶりの白星に導いた。

日本人コンビが躍動した一戦となった。前半33分、右サイドを駆け上がった伊東へパスが渡ると、グラウンダーの絶妙なクロスを入れる。これは相手のオウンゴールを誘い、先制した。5分後、中村も右足のシュートを放つも惜しくもポストに直撃。追加点とはならなかったが、決定機を作り出した。

フランスメディア「maxifoot」は伊東をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。採点で7点を与え「右サイドの日本人はマルセイユにとってまさに毒だった。彼はドリブルで多くの違いを生み出し、クロスはオウンゴールを誘発した」と称賛。また、中村についても「試合開始時は控え目だったが日本人ウインガーはその後目覚めて(ジョナタン・)クラウスに問題を引き起こした。マルセイユの右サイドからファーサイドのポストを直撃するシュートで素晴らしいゴールを決めるところだった」と、高評価の6点を付けて称えた。

苦境に立たされていたチームは7試合ぶりの勝利。日本人コンビがフランスの地で大きな存在感を放った。(FOOTBALL ZONE編集部)

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