前澤友作氏 生成AIの進化に警鐘「自分自身になりすましたフェイク分身の脅威に晒される」

前澤友作氏

実業家の前澤友作氏(48)が16日「X」(旧ツイッター)を更新。生成AIの進化によるフェイクコンテンツの脅威に警鐘を鳴らした。

生成AI進化により、誰でも手軽に思い描いた映像などを作れるようになってきた。しかし前澤氏は「これからAIの進化によって、誰もが自分自身になりすましたフェイク分身の脅威に晒される時代」と指摘。

さらに「それらフェイクコンテンツを無断で生成して不正利用する人はもちろん、それら(広告含め)を掲載してしまうプラットフォーム側の責任追及もしておかないと社会がおかしなことになる」とSNS上のフェイク画像やなりすまし広告などが、より巧妙で悪質なものになる可能性を指摘し、対策を取るべきと訴えている。

前澤氏は15日、有名人になりすました投資詐欺の広告で、フェイスブックを運営する米メタ社などに対し、1円の損害賠償を求める裁判を起こし注目されている。

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