5月15日、ライジングゼファー福岡は特別指定選手として活動していた渡邉伶音との契約を同月5日をもって終了したことを発表した。
千葉県出身で福岡大学附属大濠高校の3年生である同選手は、206センチ98キロのビッグマン。国内だけでなくアンダーカテゴリーでも活躍を残しており、「FIBA U16アジア選手権2022」ではチームを準優勝に導き、昨年に行われた「FIBA U19ワールドカップ2023」では過去最高の8位入賞に貢献した。
渡邉は年明けの1月5日に福岡への加入が発表され、21日のアルティーリ千葉戦でBリーグ初出場を飾る。出場時間は限られたものの、レギュラーシーズンでは4試合の出場で計2得点4リバウンドを挙げ、プレーオフの舞台も経験した。
今回の発表について、渡邉はクラブ公式サイトを通じ感謝のメッセージをつづった。
「1月から約5カ月間特別指定として活動させていただきました。ブースターの方々を初め、多くの方に応援していただき本当に幸せな時間でした。また、モンチョ（ラモン・ロペス・スアレス）ヘッドコーチ、寒竹（隼人）キャプテンはじめライジングの皆さんにはプロとしての姿やマインドの部分でも多くのことを教えていただきました」
「僕にとって毎日が貴重な時間でした。この先も僕の夢であるBリーグ選手になるために責任と自覚をもち練習に励み、またいつか皆さんの前でプレーできる日が来るように頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました」
