一関市がクマの捕獲に向けてわなを設置 周辺では体長約1メートルのクマの目撃相次ぐ 岩手

クマの目撃情報が相次いでいる岩手県一関市で16日、市と猟友会が捕獲に向けたわなを設置しました。

16日午前10時ごろから、一関市の職員と猟友会の合わせて8人がこれまでに目撃情報のあった一関市機織山地内にわなを設置しました。わなは長さ約2.4メートルで入り口の直径は約60センチです。わなを設置した現場はJR一ノ関駅から約700メートル南側に位置する場所です。

この周辺では14日から体長約1メートルのクマの目撃情報が相次いでいて同じ個体の可能性があるとみられています。

(一関市林政推進課・千葉真之主事)
「家のそばに生ごみを置くなどの誘因物を避けてほしいですし、クマが出そうな場所に行く際は鈴を身に着けるなどして身を守る工夫をしてください」

わなは当面の間設置される予定です。

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