@JAMと六本木アイドルフェスティバル、東急歌舞伎町タワーにおけるエンタテインメント施設の企画・運営を行なうTSTエンタテイメントの3者がタッグを組んでお届けする都市型サーキットフェス＜歌舞伎町UP GATE↑↑2024＞が、5月5日（日）、6日（月・祝）に開催された。
同イベントでは、約170組のグループがZepp Shinjuku(TOKYO）、新宿BLAZE、新宿LOFT、新宿MARZ、DHNoAなどの会場で多彩なパフォーマンスを披露し、大きな熱狂を生み出した。
本記事では、その中から5日のZepp Shinjuku(TOKYO）に登場したAppare!のライブレポートをお届けする。
取材＆文：赤木一之
1日目のZepp Shinjuku(TOKYO）のトリはAppare!。和楽器の音色に乗せて扇子で顔を隠し、ひらりと舞うところから始まる「破天荒シンデレラ」。工藤のかの立ち姿が綺麗なセンター歌い出しから、一転してヒーローものの名乗りと動きで激しい曲調に。オリエンタルな要素が入ったり、テンポが速くなったりと、展開が面白い。
ステージ前方に7人が並んで扇子を掲げて歌う姿は勇ましく、決めポーズもカッコいい。その燃えたぎる気持ちのまま「アッパライナ」で拳を突き上げ気合十分。ファンも全開で口上を打ち、クラップも。メンバーもヘドバンで髪を振り乱しながら熱いパフォーマンスをくり広げる。
間髪入れず、振付がキャッチーな楽曲「Wai Waiダンスフィーバー」をドロップ。藍井すずが、“踊り足りないんじゃないですか!?”と煽り、フロアを休ませない。畳みかけるように鉄板曲「キミだけのワンダーランド」へ。橋本あみが“見えてるよー！”と、客席後方にも声をかけ、会場全体を巻きこんでいく。終盤はファンによるお馴染みの掛け声“僕らはいつも以心伝心”が放たれる。橋本も“みんなでジャンプ！”“みんなでせーの！”と、気持ちを1つにしていく。
興奮冷めやらぬ状態で、ラストは夏のキラーチューン「Summer spit!」。藍井は“今日来たからには一緒に踊っていっぱい汗かいて帰りましょうー！”と呼びかけ、メンバーの動きに合わせてファンも横に大移動。途中、盆踊り調のメロディも入ったりと、緩急とスピード感で振りコピ＆コールのテンションも増幅。曲中、朝比奈れいが“最高のカブキアゲをありがとうー！”と叫び、大団円となった。
