ミランの後任最有力候補はフォンセカ監督? クラブはプロジェクトの継続路線を採用か

リールのパウロ・フォンセカ監督がミランの新指揮官の最有力候補に[写真:Getty Images]

ミランは退任が噂されるステファノ・ピオリ監督(58)の後任として、リールのパウロ・フォンセカ監督(51)を最有力候補としたようだ。

今シーズン、5シーズン目を迎えたピオリ監督の下で思うようなシーズンを送れなかったミラン。セリエAでは2位につけるも宿敵インテルに大差をつけられ優勝を譲り、チャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ3位で敗退となった。

ファンからの批判も強まりつつあるピオリ監督とミランの契約は2025年夏まで残るものの、クラブはシーズン終了後の解任を検討。新シーズンの指揮を執るのは誰になるか、後任候補に注目が集まっていた。

そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』ら複数メディアによると、ミランはフォンセカ監督を最優先ターゲットに設定した模様。ミランの選手に合致する [4-2-3-1]を基本布陣とするなど、ピオリ体制で続いたプロジェクトを継続しつつ、ブラッシュアップできる人材だと見込んでいるようだ。

フォンセカ監督はかつてローマでも指揮官を務め、2022年夏からリールの指揮官に就任。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ではアストン・ビラにPK戦の末に敗れてベスト8敗退となったが、リーグ・アンでは現在3位とCL出場権を争っている。

そんなフォンセカ監督とリールの契約は、今季まで。近日中にクラブ関係者との会談が予定されているとのことだが、新契約について合意しなかった場合はミランの動きがさらに加速していくことが予想される。

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