空自隊員が不正外出、熊谷基地 コロナ制限下、4人停職

防衛省

 航空自衛隊熊谷基地(埼玉県熊谷市)は16日、外出証を偽造し、不正に外出したとして、いずれも学生隊所属の男性隊員4人を停職6~7日の懲戒処分にしたと発表した。新型コロナウイルス感染対策として、外出は月2回と決められており、4人は「制限があったので、リフレッシュしたかった」と話している。

 同基地によると、航空システム通信隊の空士長が2023年2~3月、コンビニのカラーコピー機で外出証を偽造。別の空士長が受け取り、20代の学生隊員2人とともに5月下旬、飲食店などに出かけた。

 同基地は「本事案を真摯に受け止め、隊員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

© 一般社団法人共同通信社