13日、ラオス・ビエンチャンで行われた、中国が支援する農村ECプラットフォームのオープニングセレモニー。（ビエンチャン＝新華社配信）
【新華社ビエンチャン5月16日】中国が支援するラオスの農村電子商取引（EC）プラットフォームのオープニングセレモニーが13日、同国の首都ビエンチャンで行われた。
式典では、ラオス工業・商業省の高官が、中国が支援するラオスの農村ECプロジェクトの実施プロセスと進展状況を紹介した。同プロジェクトは、ラオスの農村ECプラットフォームの構築、情報通信技術施設の高度化、人材育成、農村ECサービス拠点の建設などを支援する。
ラオスのマライトーン・コンマシット工業・商業相はあいさつで、中国の援助はラオスの商品生産を促進するとともに、ラオス・中国両国の貿易と投資をけん引し、ラオス国民のためにより多くの雇用を創出すると指摘した。
中国の王暢（おう・ちょう）駐ラオス臨時代理大使は、ラオスの農村ECプロジェクトに対する支援は、ラオスの農産物、工業製品、手工業製品の中国への輸出をさらに促進し、ラオスの発展と国民の富裕化を効果的に後押すると述べた。
ラオスの農村ECプロジェクトに対する中国の技術支援プログラムは、2022年4月に正式に調印され、その後建設期に入った。プラットフォームのオープンは、同プロジェクトが維持管理期間に入ったことを示している。
