【ダイソー】ラップより鮮度長持ち?「野菜シリコーンキャップ」を使ってみた結果

使いかけの根菜類、あなたはどうやって保存していますか? 断面の傷みが気になる人も多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、ダイソーの「野菜シリコーンキャップ」。どれくらい鮮度が長持ちするのか、ラップと比べてみました。

いろんな根菜類に使える!ダイソーの「野菜シリコーンキャップ」

ダイソーの「野菜シリコーンキャップ」(110円)は、根菜類の断面に被せるシリコーン素材のキャップ。大小2種類のサイズが入っています。

ライトグリーンのサイズは7×7×1.8cm、イエローは3×3×1.5cmです。

大きいほうはサツマイモやダイコン、タマネギなど、小さいほうはニンジンやゴボウなどの細い野菜に使えます。根菜ではありませんが、キュウリなどある程度の硬さがある野菜にも使えそうです。

公式通販ダイソーネットストアではオレンジ(7cm×7cm×1.8cm)とレッド(5.5cm×5.5cm×1.8cm)のセットも販売されています。

使い方や使用感は? サツマイモとニンジンで試してみた

今回はサツマイモとニンジンに使ってみました。使い方は簡単で、キャップのヘリを持って引っ張り、野菜の切り口にかぶせるだけです。

こちらが装着したところです。カラフルでかわいい!

ラップと比較!どれくらい鮮度を維持できる?

また今回は、「野菜シリコーンキャップ」と市販のラップで、鮮度維持に違いがあるかを検証してみました。

カットしたサツマイモとニンジンを2個ずつ用意し、それぞれキャップとラップで覆って冷蔵庫で3日間保存。断面の経過をチェックしました。

●ラップをかけて3日間保存

下はラップをかけて3日間保存したサツマイモとニンジンの写真です。

サツマイモの表面には小さな斑点ができ、ニンジンは全体が薄黒くなり、とくにフチの部分が半分ほど変色しています。

触ってみると、どちらも表面が乾燥していました。傷んだ部分をカットすれば食べられますが、やや鮮度が落ちているのは否めません。

●「野菜シリコーンキャップ」を装着して3日間保存

続いて、ダイソーの「野菜シリコーンキャップ」を装着して3日間保存したサツマイモとニンジンの写真です。

サツマイモはフチに若干の傷みが見られるものの、ラップで保存したものと比べると、表面の斑点は薄く、目立ちません。

ニンジンのほうが違いが顕著で、色は鮮やかなまま。触ってみても乾燥は感じられず、みずみずしさがしっかりと残っていました!

なお、5日以上経過すると、野菜シリコンキャップを使っていても傷みが目立ってきました。

季節や保存環境、使用している冷蔵庫の機能などによって保存状態は変わりますが、気温が高い季節はできるだけ早めに使いきったほうが良さそうです。

簡単に装着できて、ラップよりも少し長持ちさせられる「野菜シリコーンキャップ」。繰り返し使えるのもいいところです。気になる人はぜひ試してみてくださいね。

(ライター/松下文香)

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