岩手大学が飼料センター 食料安全保障確立へ6月

 

 岩手大(小川智学長)は6月、畜産飼料に特化した農学部付属畜産飼料総合教育研究センターを設立する。生産の省力化、雑穀や未利用魚(魚粉)を活用した県産飼料の開発、効果的な飼養技術の研究を進める。多くを海外に依存し、中国の需要増やロシアのウクライナ侵攻を背景に価格が高騰する中、農家の経営安定化につながる「岩手モデル」を構築し、畜産振興と食料安全保障の確立を目指す。

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