約半数「知らない番号からの着信はほぼ出ない」テキストVS通話、多いのは【クロス・マーケティング調査】

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは、全国20~69歳の男女を対象に「電話での声と文字のやり取りに関する調査(2024年)」を実施した。全年代において、電話よりもテキストでのやり取りをすることが多いことがわかった。

電話・スマホでのコミュニケーションで多いのは「テキスト」

普段、電話・スマホなどでコミュニケーションをとる際、メールやSNSなどの「テキスト」と「通話」ではどちらが多いか調査。その結果、全体では「テキストでのやり取りが多い」と答えた人が56%、「通話でのやり取りが多い」が24.7%だった。

年代別に見ると、30代が「テキストでのやり取りが多い」(60.9%)と回答した人が最も多く、47.3%が「テキストでのやり取りが多い」と回答した60代と比較すると、13.6%の差があった。

45.2%の人が「知らない電話からの着信はほぼ出ない」

「電話をかける・受ける時に思うこと」として最も多かったのは、全体で45.2%が回答した「知らない番号からの着信はほぼ出ない」という選択肢だった。年代別では、20~30代よりも、40~60代が高い結果となった。

続けて、「急ぎの要件は電話をする」が全体の38%、「相手が電話を受けられる状況か気になる」が全体の28.5%、「電話をかけても非常識な時間ではないか考える」が全体の27.5%だった。「電話で話すことが苦手である」と回答した人は全体の19.1%で、20~40代で高く、60代は1割を下回った。

テキストでのやり取りは「後から読み返せる」ことが良さ

「携帯電話やスマホでテキストを送る・受ける時に思うこと」は、「後から読み返すことができる」が35.0%で最も高く、「通話よりは、送るタイミングや時間帯を気にしなくていい」「簡単なやり取りはテキストで済ませたい」が続いた。

特に50~60代は「後から読み返すことができる」「通話よりは、送るタイミングや時間帯を気にしなくていい」「簡単なやり取りはテキストで済ませたい」「文字を打つのが面倒」が高かった。

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2024年5月13~14日
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある

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