渡辺えり 大物歌舞伎役者と〝熊とライオン〟のように大げんか「飲み足りないから飲んで…」

渡辺えり

女優の渡辺えり(69)が16日、フジテレビ系「ぽかぽか」に出演し、共演者や友人とけんかしたエピソードを披露した。

渡辺は、俳優の宇梶剛士と稽古中に衝突したことを告白。「立ち回りの練習してたら(宇梶が)ふてくされてやめて。『宇梶君、練習しなさいよ』ってロビーに出てパーンって平手打ちしたのね。お客さんがもう並んでて。そこに松坂慶子さんが並んでいらっしゃって、(制止に)入ってきたことはありましたね」と血気盛んだった時代を振り返った。

加えて盟友だった、十八代目中村勘三郎さんともけんかしたという。同番組にゲスト出演した、十八代目勘三郎さんの姉で女優の波乃久里子も、渡辺と勘三郎さんが〝熊とライオン〟のように大げんかしていたと証言。それでも「(勘三郎が)お前となんて親友やめだ、って自分の部屋に帰っちゃっても、5分もしないうちに『やっぱり考えたらえり子しか友達いないな俺、ごめん』って謝ってる」と2人の奇妙な友情を説明した。

渡辺は、勘三郎とのけんかの内容についても問われると「打ち上げで飲み足りないからって2人で飲んでたんですよ。(勘三郎が)『お前も柄本明もいいよな、好きなことをやって。俺なんて好きなことやれないんだよ』って言うから、『なんでそんなこと言うんだ、こっちだって頑張ってるんだ!』って」と語りながら、勘三郎の首をつかんでしまったことを告白。さらにその時は飲食店の中だったことを明かすと「お店で『お客さん、やめて』って言われたのは5回はありますよ」としばしばヒートアップしていたと明かした。

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