ピンク・フロイドの名盤を題材としたプラネタリウム・ショー、神戸に上陸! 6・15から週末に計8回

ピンク・フロイドの名盤『狂気』を題材とした、全天周映像作品プラネタリウム・ショー「ピンク・フロイド - The Dark Side Of The Moon」が、6月15日から7月15日までの週末に計8回、神戸・ポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館の開館40周年記念として特別上映されます。16日、同館が発表しました。

日本ではこれまで、東京、福岡のみで上映された話題作が、港町にもやってきます。

【写真】プラネタリウム・ショー「ピンク・フロイド - The Dark Side Of The Moon」より

このプラネタリウム・ショーは、ピンク・フロイド『狂気』50周年を記念したプロジェクトの一環として、新たに創り上げられた公式作品。全世界100か所以上のプラネタリウムで開催されています。

ピンク・フロイドは、1967年のデビュー以来、ロックにクラシックやジャズ、現代音楽など様々な要素を取り入れ、一大ムーブメントを起こした「プログレッシブ・ロック」の歴史を創り上げた英国を代表するロックバンド。実験性にあふれた録音手法や常識を覆すスペクタクルなステージングによりロックミュージックの進化を常にリードし、レコード・CDの総売り上げが2億5千枚以上という、史上最も成功したロックバンドの一つです。

特にそのステージングでは、いち早く映像演出を最大活用し、アートとエンターテインメントの融合により時代を超越。そして、彼らの音楽が最高の形で実を結んだと言われている作品が1973年発表の「狂気」。全米ナンバーワンを獲得し、チャート内に742週にわたって留まるという記録を打ち立て、ロック界で最も売れたアルバムの一つとも言われています。

今回のプラネタリウム・ショー「ピンク・フロイド - The Dark Side Of The Moon」では、その「狂気」が全方位から聴こえてくる5.1chサラウンド・サウンドの中、収録曲順にそれぞれのテーマに基づいたスペーシーな映像が、最新鋭のテクノロジーを使用したプラネタリウムの高解像度映像ドームに映し出されるのが特長。まるで宇宙旅行をしているかのような、時空を超えた圧倒的な没入感と迫力あるサウンドとヴィジュアルの融合により、包み込まれるようなナチュラル・トリップ感覚を味わうことができるといいます。

ピンク・フロイドがデビュー以来試みてきた光と音の大スペクタクル・ショーの究極の姿ともいえる、このプラネタリウム・ショー「ピンク・フロイド - The Dark Side Of The Moon」。神戸上映についての申し込み方法など詳細は、バンドー神戸青少年科学館のホームページに掲載されています。

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