東証3日続伸、終値534円高 米株上昇で1カ月ぶり水準

東京証券取引所

 16日の東京株式市場は前日の米国市場の上昇を好感し、相場全体への影響が大きい半導体関連株を中心に買い注文が終日優勢となった。日経平均株価(225種)は3日続伸し、終値は前日比534円53銭高の3万8920円26銭となった。4月15日以来、約1カ月ぶりの水準を回復した。

 東証株価指数(TOPIX)は6.66ポイント高の2737.54。出来高は約22億1700万株だった。

 15日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、朝方にも上げ幅が500円を超える場面があった。

 国内では主要企業の決算発表が一巡し、好調な業績や株主還元策を公表した銘柄も買われ相場を押し上げた。

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