動植物園の日常をのぞき見!のんほいの窓【2024年5月号】サーバル舎が完成!躍動感あふれる姿をチェックしよう

2023年3月に来園したサーバルのしょう(3才、オス)。縦横無尽に動き回る姿を観察しよう

愛知県豊橋市にある「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」。パーク内で暮らす動物たちやのびのびと育つ植物たちの日常や季節のイベントなど、パーク内の様子を「のんほいの窓」から定期発信します!

今回は、新たに完成したサーバル舎の情報をお届け!2024年4月に夜行性動物館から引越ししたサーバルについてご紹介します♪

広い寝室と放飼場を備えた「サーバル舎」がオープン!

広い放飼場で過ごすサーバルのしょうを間近で見られる「サーバル舎」

2024年4月27日(土)に、のんほいパークに新しく「サーバル舎」がオープンしました。寝室と放飼場がこれまでに比べて2倍以上の広さに!今まで以上にのびのびと過ごすサーバルが見られるかもしれません!

新しい放飼場は天井が高く、サーバルの立体的な動きを引き出す工夫がされています。そのほかにも、木で組んだやぐらや植物などを用意し、サーバルが過ごしやすい環境を整えました。高いところにジャンプをしたり、木に登ったりと元気に動き回る姿は要チェックです!

サーバルのしょうが「サーバル舎」にお引越し!

2023年3月に神戸どうぶつ王国から仲間入りしたしょうは、クールで凛々しい顔つきが特徴のサーバル。しかし、見た目に反して実は音には敏感で慎重派の性格なのだとか!食欲旺盛で、馬肉や鶏肉のほか、と体の鹿肉などを食べて過ごしています。

新しくサーバル舎がオープンし、しょうは2024年4月上旬にお引越し!ここからは、サーバルの生態や引越し後のしょうの様子についてご紹介します♪

運動神経抜群!サーバルってどんな動物?

サーバルはサハラ砂漠以南のアフリカに分布し、草原や川辺、森林などに生息する動物。大きな耳が特徴的で、土の中にいるネズミの動きを感知できるほどの聴力があるのだとか!後ろ足も発達していて、2m以上の高さまでジャンプできる跳躍力も兼ね備えています。

基本的に夜行性ですが、昼間に活動することもあり、足が速く、木登りも得意。しょうの高い身体能力を生かした動きにも注目です!

屋外放飼場でサーバルの動き回る様子をじっくり観察しよう

しょうが引越してから1ヵ月ほどが経ち、現在は新しい寝室にも慣れて、落ち着いた様子。放飼場にも徐々に慣れてきたのか、最近ではやぐらに登る姿を見せてくれるようになりました。

以前暮らしていた夜行性動物館とは異なり、サーバル舎は屋外の放飼場なのでシャッターチャンスがたくさんあるかもしれません。引越ししたばかりで警戒して木陰に隠れてしまうこともありますが、元気いっぱいに駆け回るしょうの姿を見られるように、時間をかけて観察するのがおすすめです♪

のんほいパークで動物たちの新たな魅力を発見しよう!

新しく「サーバル舎」がオープンし、さらに見どころいっぱいになったのんほいパーク。心地よい風が吹き、人も動物たちも過ごしやすい季節になってきました。のんほいパークに足を運んで、動物たちの新たな魅力を発見してみてくださいね。

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)

公式HPはこちらhttps://www.nonhoi.jp/

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