金正恩氏、完工した「朝鮮労働党中央幹部学校」を現地指導

北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が15日、完工した朝鮮労働党中央幹部学校を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会の各書記が同行した。

金正恩氏は3月30日、完工を控えていた党中央幹部学校を現地指導し、「教育区画の建設で現れた一部の欠点と不合理な要素」について指摘した。

今回の視察でも各所を見て回り、「建設場を現地指導した際に与えた課題の実行状況」を確かめ、「設計部門および施工単位の活動家と建設者がこの前指摘した欠点を正し、建築仕上げ工事を最高の水準で質的に行うことによって、学校の教育の環境と条件の全ての構成要素を非の打ち所がないものに整えた」と満足したという。

また、「朝鮮労働党中央幹部学校は政治性と現代性、実用性が確固と保障された満点の教育施設である、わが国の教育機関の中で最高の基準を創造した」と述べた。

そのうえで、「新時代を代表するわが党の政治学園として立派に建てられた中央幹部学校が真の中核幹部、金日成・金正日主義精粋分子を育て上げるその重大かつ聖なる使命に常に忠実であることによって、朝鮮労働党の強化、発展と永遠の繁栄に極力寄与するもの」との期待と確信を表明した。

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