【ノア】武藤敬司がスカウティングアドバイザー就任「改めてプロレスの仕事に携われてうれしい」

武藤敬司

DDT、ノア、東京女子を運営する「株式会社 CyberFight(サイバーファイト)」が16日に都内で会見を行い、岡本保朗代表取締役社長(48)の就任とともに新体制を発表した。

会見ではノアの新たな人事も発表。武田有弘取締役から〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(61)が「スカウティングアドバイザー」に就任したことが明かされた。方舟で新たな選手発掘を任されることになった武藤は「引退して1年と3か月、改めてプロレスの仕事に携われてうれしく感じています。今、あらゆる企業が優秀な人材を欲しがって初任給を上げている中、プロレス界もこの流れに逆らえないんじゃないかと思いまして。岡本社長とはまだあまり具体的な話をしていないんですが、3年後、5年後を見越した予算を出してほしいと思います」と意気込みつつ新社長に視線を送る。さらに「サイバーファイトのレスラーじゃないけど、オカダ・カズチカとかは一説には3年20億とか、夢のある世界であります。これを聞いている若者がいたらノアの門を叩いてみてはどうでしょうか」と呼びかけていた。また佐々木憂流迦とEitaが入団することも合わせて発表された。

一方、DDTは蝶野正洋と協力して防災救命啓発イベントとプロレスのコラボイベント「STFプロジェクト」をスタートさせる。ビデオでメッセージを寄せた蝶野は「日本全国で防災や救命について考えてもらうきっかけになればと思います。オイ、新社長、三四郎。俺とDDTがタッグを組むんだ。中途半端なことは許さねえ!」と黒いゲキを飛ばした。さらに15歳から19歳の男性を対象に「10代プロレスラーオーディション」を開催。東京女子は海外興行の活発化を掲げた。

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