【中日】6度目零封負けでも視聴率11・0% マルティネス魂の投球にドーム沸く

ライデル・マルティネス

CBCで15日に放送された「中日―阪神戦」(18時30分から150分間)の平均世帯視聴率が11・0%(平均個人視聴率は6・5%)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった(数字は名古屋地区)。

この試合は中日先発・小笠原と阪神先発・大竹がともに好投し、0―0のまま終盤へ。9回表にそれまで阪神打線を無失点に抑えていた小笠原が先頭の中野の二塁打を許すと、立浪和義監督(54)は切り札のライデル・マルティネス投手(27)を投入する執念の采配を見せた。

マルティネスは近本を申告敬遠で歩かせた後、大山を空振り三振、ノイジーを中飛、渡辺を見逃し三振に斬って取り無失点。絶対的守護神の魂のこもった投球にバンテリンドームは大歓声に包まれた。

試合は延長11回、近本の決勝打で阪神が1―0で勝利。中日は今季6度目の零封負けを喫したが、それでも平均世帯視聴率は2桁を記録。名古屋地区でのドラゴンズへの関心度は依然として高いようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社