朝夏まなと コロナ禍を経て心境に変化「感謝の気持ちが強くなった」

ミュージカル「モダン・ミリー」取材会に出席した朝夏まなと(提供写真,撮影:高村直希)

元宝塚歌劇団俳優の朝夏まなとが15日、大阪市内で行われた「ブロードウェー・ミュージカル『モダン・ミリー』」(8月3、4日=大阪新歌舞伎座)の取材会に出席した。

同公演は、1967年公開のミュージカル映画「モダン・ミリー」が舞台化された作品。2022年に朝夏が主演を務め東京と大阪で上演された。

物語の舞台は、1920年代のニューヨーク。「大切なのはロマンスよりも理性!」をモットーに、モダンガールに憧れて田舎町から出てきたミリーは、さまざまな人と出会い、事件を乗り越え、本当に大切なものを見つけるというストーリー。

自身が演じるミリー・ディルモントについて朝夏は「ミリーちゃんは天然(キャラ)だと思います」とし、自身については「基本ツッコミだと思いますが、ボケもやります。ツッコミの方が自分には向いてる気がします」と話した。

コロナ禍を経て、心境に変化があったという。「(コロナ禍の)最初のころは50%の客席でやっていた時期もあったので、お客さまがたくさん入ってくださって、大きな拍手や歓声も当たり前ではないって、より自分の舞台へのモチベーションがますます上がった。来てくださってありがとうという感謝の気持ちが強くなった」

最後に「前回とはキャストが変わって、台本も一部変わって、同じようで同じでない。ご覧になった方も楽しんでいただけると思いますし、ハッピーになって帰っていただけたら」とアピールした。

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