日立、水が少なくても高濃度洗剤液を浸透させて洗いムラを抑える「ビートウォッシュ」

日立グローバルライフソリューションズは6月中旬に、全自動洗濯機「ビートウォッシュ」の新機種となる「BW-X120K」「BW-X100K」「BW-X90K」「BW-V100K」「BW-V80K」の5モデルを発売する。価格はいずれもオープン。

全自動洗濯機「ビートウォッシュ」に新機種が登場

「ナイアガラ2段シャワー」を新搭載

「BW-X120K」「BW-X100K」「BW-X90K」「BW-V100K」「BW-V80K」いずれも、高濃度洗剤液と大流量で高い洗浄力を実現するとともに、布傷みも抑えてスピーディーに洗う「[衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄」に、新たに「ナイアガラ2段シャワー」を搭載した。これまでは、洗濯羽根によるかくはんで高濃度洗剤液を衣類に浸透させていたが、「ナイアガラ2段シャワー」では低水位時に衣類へ高濃度洗剤液を散布する下段シャワーを備えることによって浸透を促進し、衣類の洗いムラをさらに低減して隠れ汚れまですっきり洗い上げる。

「BW-X100K」「BW-X90K」「BW-V100K」「BW-V80K」では、従来機種「BW-X120J」で採用している、洗濯中の様子が見える透明窓や、洗剤と柔軟剤の手動投入口の一体化が行われた。また、衣類の投入口の高さを低くして洗濯槽の深さを浅くすることで、投入口から洗濯槽の底までの深さが短くなり、衣類が取り出しやすくなるなど、使い勝手を向上している。また、洗濯運転時に発生するホコリ・糸くずを捕集する「[抗菌]糸くずフィルター」を、これまでの2個から大容量サイズの1個に変更し、お手入れの手間を軽減した。

そのほか、「おしゃれ着」コースではこれまで遠心力による押し洗いをしていたところ、新たに弱いかくはんを加えることで洗濯羽根「ビートウィングプラス」の中央の穴から循環水を引き込む「スピード浸透水流」を発生させ、運転時間を約3割短縮している。新たな「おしゃれ着」コースでは、お気に入りの衣類をやさしく30分で洗い上げる。

あわせて、「ビートウォッシュ」シリーズの新機種として、「おしゃれ着」コースの運転時間を短縮した全自動洗濯機「BW-V70K」と、「おしゃれ着」コースの運転時間短縮に加えて、1.5kgの化繊衣類を約60分で洗濯から乾燥まで運転可能な「化繊」コースを搭載したタテ型洗濯乾燥機「BW-DX100K」「BW-DV80K」も同時発売する。

新機種一覧

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