修学旅行に北陸新幹線を リピーター獲得目指し

福井駅の構内で、首都圏から訪れた中学生を見送る富山、石川、福井3県の関係者ら=16日午後

 富山、石川、福井3県やJR西日本などは16日、修学旅行での北陸新幹線利用促進の一環として、首都圏から訪れた中学生を見送る取り組みを福井駅(福井市)で実施した。この日は金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の延伸開業から2カ月。利用は好調で、関係者は修学旅行の利用を増やし、将来のリピーター獲得にもつなげたい考えだ。

 3県の関係者らは、駅改札口に「またお越しくださいませ」と書かれた垂れ幕を設置。金沢市内を散策するなど、2泊3日の行程で3県を巡っていた千葉県船橋市立高根台中学校の3年生ら計約130人に、恐竜があしらわれたメモ帳など3県にちなんだ土産をプレゼントした。

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