ジヤトコは「技術と情熱」で可能性を拡げる…人とくるまのテクノロジー展 2024で電動化と新規事業について展示予定

ブースイメージ

ジヤトコは、5月22日から24日の3日間、パシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展する。初日の5月22日には、ジヤトコの代表取締役社長兼CEO佐藤朋由によるプレスブリーフィングが行われる予定だ。

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同社のブースでは、「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」というパーパスのもと、カーボンニュートラルをはじめとする社会のニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを紹介する。今年のブーステーマは「サステナブルなモビリティ社会の実現に貢献する企業」であり、電動化と新規事業についても展示される。

ジヤトコは2030年までに電動車向けユニットの年間生産台数500万台達成を目標に掲げており、今回の展示では、日産自動車の電動パワートレイン「3-in-1」(電気自動車用)と「5-in-1」(e-POWER用)を紹介する。また、独自開発の超小型e-Axleは、軽自動車サイズの車両モックアップに搭載され、そのコンパクトさをアピールする。

新規事業としては、中国の電動二輪ドライブユニットメーカー「浙江九洲新能源科技有限公司」と共同開発中の電動バイク用2速自動変速インホイールモータードライブユニットを国内初展示する。また、韓国の自転車メーカーMYVELOに供給する電動アシスト自転車用2in1ドライブユニットを搭載した自転車も展示される。さらに、ゼファー社と共同で進める中型風力発電機に関する事業紹介も行われる。

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