「首つりフィットネス」で50代男性が死亡=中国ネット「一番心配していたことが起きた」

中国・重慶市で「首つりフィットネス」を行っていた50代の男性が死亡する事故があった。資料写真。

中国・重慶市で「首つりフィットネス」を行っていた50代の男性が死亡する事故があった。

現地メディアが16日に報じたところによると、事故は同市墊江県の公園とみられる場所で発生した。「首つりフィットネス」とは木などから吊り下げた器具をあごの下に引っ掛け、体重をかけたり体を浮かせたりして首をつるような姿勢を取るフィットネス方法で、2021年に遼寧省瀋陽市の男性が考案したとして話題になった。

今回の事故を目撃者した人は、「体を鍛えていて、あの縄で(首を)つっていて、死んだ」「首に引っ掛けてゆらゆらする健康器具がたくさんあるでしょう?彼もたぶんそうしようとして、力をかけ過ぎたんだと思う」などと話した。男性はインターネット上の動画でこのフィットネスを知り、試してみたところ事故になったとみられている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では関連ワードがトレンド入りし、ネットユーザーからは「やっぱりか」「一番心配していたことが起きた」「事故が起こるんじゃないかとずっと思ってた」「頚椎がいっちゃったんだろうな」「首をつるなんて危険だと思わないのか?」「こんなフィットネスがネット上で流れているなんて。本当に危険」「一体誰が発明したんだ?」「まったくもって非科学的」「普通に運動すればいいのに」といった声が上がった。

なお、「首つりフィットネス」をめぐっては専門家からも危険性を指摘する声が出ていた。(翻訳・編集/北田)

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