【MLB】アーロン・ジャッジ、特大11号と3本の二塁打 1試合で長打4本はベーブ・ルースに並ぶ快挙 松井秀喜も1回達成

ヤンキースアーロン・ジャッジ外野手が15日(日本時間16日)、敵地でのツインズ戦に「3番中堅」で先発出場し、11号ソロを含む4打数4安打2打点と大暴れ。本塁打を除く3安打はすべて二塁打で、1試合で3二塁打は自身のキャリアで初となった。試合は4-0でヤンキースが快勝し、3連勝を飾った。

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■最上階に飛び込む467フィート特大弾

初回2死で迎えた第1打席、ジャッジは相手先発パブロ・ロペス投手の初球ストレートを完璧に捉えた。グングンと伸びた打球はターゲット・フィールドの左翼最上階席へ着弾。この一撃は467フィート(約142.3メートル)を記録し、マイク・トラウト外野手(エンゼルス)とジャッジ自身が放った473フィート(約144.2メートル)に次ぐ、今季メジャー全体で3位の飛距離となった。

特大アーチで勢いに乗ったジャッジは、第2打席でも中越え二塁打をマーク。すると第3、第4打席でも中堅方向へ二塁打を放ち、この日は11号ソロに加えて3本の二塁打を叩き出す活躍ぶりだった。

「バレルに当ると軽く感じるんだ」と打感について語ったジャッジ。その言葉通り、力みのないフォームからボールをピンポン玉のように飛ばした。

■1試合で3本の二塁打はキャリア初

MLB公式サイトによると、1試合3二塁打はジャッジにとってキャリア初だという。また、同サイトのサラ・ラングス記者は、ヤンキース史上1試合で4本以上の長打を記録した選手とその回数を紹介。ルー・ゲーリッグとジョー・ディマジオが最多5回で、それに続くのがベーブ・ルースとジャッジの2回だという(松井秀喜やA.ロッドことアレックス・ロドリゲスは1回達成)。

シーズン序盤は不振を囲ったジャッジだが、5月に限れば5本塁打、7二塁打を含め、打率.354となっており、本来の姿を取り戻しつつある。いよいよメジャー屈指のスラッガーのエンジンがかかってきた。

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