強風にあおられ板が車の窓ガラスに直撃 岡山でも最大瞬間風速20.8メートルを観測【岡山】

大気の状態が不安定となり岡山香川では、けさ(16日)からときおり強い風が吹いています。JRでは一部の列車が運転をとりやめるなど、交通にも影響が出ました。

(砂山祐佳里記者)
「強風により、マンションのベランダから落下した板が、車に直撃した模様です」

リアガラスが大きく割れ、車体には砕け散ったガラスが散乱していました。けさ(16日)からときおり強い風が吹いた岡山市、北区では午前9時ごろ最大瞬間風速20.8メートルを観測しました。橋の上を歩きづらそうに通行する人の姿も。市内では風の影響か、自転車が何台もドミノ倒しの状態で歩道に倒れていました。

この強風で、本州と四国を結ぶ交通にも影響が出ました。

(電車の利用者)
「困りますね、昼までに京都に行きたいんですけれど、バスに振り替えざるを得ないです」

JRでは、岡山と高知、愛媛、徳島を結ぶ列車で、瀬戸大橋を通る区間の運転が一時ストップ。快速マリンライナーでは一部の列車が、岡山から児島の間、高松から宇多津の間での運転となりました。午後2時すぎ、安全の確認が出来たため瀬戸大橋を通る全ての列車の運転が再開されたということです。

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