5月18・19日「Jリーグ勝敗」予想 3位・鹿島VS首位・神戸「カギを握る」新戦力、VS磐田は浦和に「地の利」、町田VS東京V「首都決戦」行方

画像/サッカー批評WEB編集部

今回のtotoは、J1第15節の10試合とJ2第16節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

今節は、上位対決が実現する。3位の鹿島アントラーズと、首位のヴィッセル神戸が激突するのだ。

鹿島はここ5試合で4勝1分と負けがなく、神戸は4連勝中。好調チーム同士が真っ向勝負に臨む。

鹿島は最後の黒星である第9節のサガン鳥栖戦を含めて、6試合連続で複数得点を奪っている。対する神戸も複数得点が続いていたが、前節は虎の子の1点で勝利し、対戦相手のアビスパ福岡にシュート本数でも上回られていた。こうした数字を見ると鹿島に軍配が上がりそうだが、ここは神戸の勝利を予想したい。

神戸はここ4試合、選手を入れ替えながら白星を重ねることに成功している。対する鹿島は、メンバーがほぼ固定されているのだ。中2日の連戦で、この差は小さくないものになる。

両チームともに、頼りになる新戦力がいる。鹿島のチャヴリッチはここ4試合で3得点。しかも、いずれも交代出場から決めたものである。

ただし、神戸にも気になるFWがいる。川崎フロンターレから完全移籍で加わった宮代大聖だ。

神戸の前線の柱と言えば大迫勇也が思い浮かぶが、現在チームのトップスコアラーは宮代だ。ここまで7得点と、自身キャリアハイの8ゴールを超えるのは時間の問題と思われる。

宮代は現在、3試合連続得点中。しかも先発で2点、交代出場から1点と、どんな形でも貢献できる。前述した連戦での選手起用を考えても、この差は大きい。よって、神戸の勝利となるだろう。

■エコパスタジアムで「勝率5割」を誇る浦和

神戸と勝点では並んでいる2位のFC町田ゼルビアだが、今節は足踏みしそうだ。理由は、スタジアムと対戦相手の相性だ。

今節は東京ヴェルディとの「首都決戦」となるが、結果はドローに終わりそうだ。理由は、ホームでの引き分け率の高さである。

Jリーグでの歴史が長い東京Vに対して、町田は通算7勝6分5敗と、わずかながらも勝ち越している。だが、ホームでの戦績で先行するのは、9試合中4試合と5割近くに上る引き分けなのだ。

しかもホームでの対戦では、3戦連続で引き分け中。前回は国立競技場での対戦ではあったが、ホームに東京Vを迎えると、堅さが出るのではないか。

加えて、東京Vは今季ここまでドローが9試合と引き分けの多いチームだ。ここはドロー予想が妥当だろう。

今節、「地の利」で笑うのは浦和レッズになりそうだ。

今回対戦するジュビロ磐田は、黄金時代を築いた相手ではあるが、通算25勝9分29敗と健闘している。だが、磐田のホームに乗り込むと9勝6分17敗と、とたんに旗色が悪くなってしまうのだ。

ただし、注意すべき点がある。今回使用される会場だ。ワールドカップでも使われたエコパスタジアムで、浦和は勝率5割という数字を残している。

対する磐田はエコパを会場とした際、J2では5割を記録した勝率が、舞台がJ1になると3割5分1厘へと降下してしまう。3連敗中の磐田、3連勝中の浦和と双方の調子も好対照で、笑うのはアウェイチームになるだろう。

今回のtotoの購入締切は5月18日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

© 株式会社双葉社