検査ではノロウイルスとサポウイルスの2種類のウイルスを検出 釜石保健所管内の認定こども園で感染性胃腸炎の集団発生 岩手

岩手県は16日、釜石市にある釜石保健所管内の認定こども園で感染性胃腸炎が集団発生があったと発表しました。

県によりますと、5月13日に施設から複数の園児と職員に嘔吐や下痢の症状が出ていると保健所に連絡がありました。

保健所の調査の結果、症状が出た園児と職員あわせて16人のうち、4人からノロウイルスが、2人からサポウイルスが検出されたということです。

重症者はなく、症状が出た園児と職員は全員回復傾向にあるということです。

県によりますと、今年度に入って県内でウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が確認されたのはこれが8件目で、検査で複数のウイルスが検出されるケースは毎年、年に数回はあるということです。

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