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福島市の総合防災訓練は11日、市飯坂支所などで繰り広げられ、地域住民が訓練を通じて防災意識を高めた。
市と実行委員会の主催。関係機関や地域住民ら約400人が参加した。福島盆地西縁断層帯を震源とした震度6強の地震が発生し、家屋の倒壊や火災、土砂災害の被害を受けたという想定で展開した。
新たな取り組みとして、町内会など地元の自主防災組織が協力した負傷者の救出搬送や初期消火の訓練を実施。ドローンを活用した災害現場から孤立住宅の中継での確認や、マイナンバーカードを用いた避難所の受け付けのスムーズ化を図る実証実験も行われた。
起震車による地震体験や防災グッズ展示もあった。
(県北版)