ヘンリー王子とメーガン妃が、ナイジェリア訪問中の歓迎レセプションで英国国歌を斉唱しなかったことに非難が集まっている。GBニュースが16日に報じた。
10日から3日間、ナイジェリアを訪問したヘンリー王子夫妻は歓迎レセプションでは英国国歌が演奏されたが、夫妻は演奏に合わせて国家を歌うことはなかった。元王室執事のポール・バレル氏は「王室訪問では国歌を演奏する。しかし今回は王室訪問ではなかった。なぜ夫妻の訪問時に国歌が演奏されたのか?」と疑問を呈した。
さらには「(公式な)王室訪問ではない上に夫妻は歌詞を歌わなかった。メーガン妃が歌詞をすべて知っているかどうかは分からないが、ヘンリー王子は知っているだろう。なぜ国家が演奏され、なぜ夫妻は歌わなかったのか?」と厳しく指摘した。
バレル氏はヘンリー王子とメーガン妃が一緒に歌わなかった瞬間のビデオが流れると「これは彼らにとって恥ずかしいだけでなく、世界にとっても私たちの国にとってもとても恥ずかしいことです。理解できません」と語った。
今回のナイジェリア訪問はヘンリー王子とメーガン妃にとって「大規模な写真撮影の機会」であり、夫妻にとっては「弱まりつつあるイメージを強化する」チャンスだったと推測。夫妻の訪問は王室関係者とのつながりを利用したものだと非難した。
ヘンリー王子夫妻は2020年に王室を離脱しており、バレル氏は「夫妻はもはや王族ではなく、わが国を代表していない」と今回の一件を一喝していた。