コート上のパフォーマンス、メディアやファンとの対応が評価…カリーが2つ目の賞に選出

5月16日(現地時間15日、日付は以下同)。プロフェッショナル・バスケットボール・ライターズ協会は、2023-24シーズンのマジック・ジョンソン・アウォードにステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が選ばれたことを発表した。

ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、アービン“マジック”ジョンソンの名が冠されたこのアウォードは、コート上における優れたパフォーマンスと、メディアやファンとの協力、礼儀正しい対応を最も備えたNBA選手を称える賞で、同協会に所属する200名以上のライターとエディターたちの投票によって決まるもの。

今シーズンの同アウォードにはカリーのほか、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)がファイナリストとして名を連ねたのだが、カリーが2015-16シーズンに続いて2度目の受賞となった。

このアウォードを2度受賞したのは、シェーン・バティエ(元メンフィス・グリズリーズほか/2006-07、2012-13シーズン)、ミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラード(2016-17、2019-20シーズン)に次いでカリーが3人目。

NBAキャリア15年目の今シーズン。カリーは74試合の出場で平均26.4得点4.5リバウンド5.1アシストを残し、最優秀クラッチプレーヤー賞にも選ばれている。

なお、15日には同協会によるルディ・トムジャノビッチ・アウォードに、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が選出。1994、1995年にヒューストン・ロケッツを2連覇へ導いた名将の名が冠されたこのアウォードは、マジック・ジョンソン・アウォードのコーチ版で、今シーズンは同協会のアウォードにウォリアーズの2名が選ばれた。

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