埼玉の住みここちランキング、3位に「東宮原」初登場!昨年13位から大幅アップ 大宮からニューシャトルで7分、閑静な住宅街が高評価 2位は越谷レイクタウン、気になる1位は

埼玉の住みここちランキング、東宮原が初の3位

 建設・不動産賃貸の大東建託は15日、「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2024(埼玉県版)」を発表した。住みここち(駅)の1位は4年連続で浦和(さいたま市浦和区)で、2位に越谷レイクタウン(越谷市)、3位に東宮原(さいたま市北区)が入った。

 3位の東宮原は昨年の13位から初のトップ3入り。県内一の繁華街大宮から埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)で7分の好立地でありながら閑静な住宅街が広がっている点が高く評価された。

 住みここち(自治体)は6年連続でさいたま市浦和区が1位。2位に同市中央区、3位に大宮区となり、昨年の順位と変動はなかった。

 住みたい街(駅)は2年連続で1位に大宮、2位に浦和。住みたい街(自治体)でも1位がさいたま市大宮区、2位が浦和区と同様の結果となった。3位は昨年4位の川越市がランクインした。

 同社賃貸未来研究所フェローの宗健麗澤大教授は「(大規模商業施設が近隣にあるかなど)生活利便性が評価の分かれ目」と話した。

 調査は2月21日~3月14日に対象地域に住む20歳以上の男女にインターネットで実施。「住みたい街」は1万714人が回答。「住みここち」は過去5年分の集計と合わせた累計(4万8488人)でランキングした。回答者の重複はないという。

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