旬の味覚ネマガリダケが登場 タケノコ汁に欠かせないサバ缶に〇〇〇をコラボし被災地応援も【長野・飯山市】

北信地域の旬の味覚、ネマガリダケが今年も道の駅に並び始めています。
ネマガリダケで作る「タケノコ汁」にちなんで、被災地を応援する「ある商品」も登場しました。

■記者リポート
「飯山市のこちらの道の駅には、入ってすぐ、『旬の味覚』ネマガリダケのコーナーがあります」

「花の駅・千曲川」の直売所では先週から5軒ほどの地元農家がネマガリダケを持ち込んでいます。

■農産物直売所千曲川 藤木亮店長(48)
「やはり出始めだと品数が薄いので値段が高いイメージはあるが、来週末から月末にかけて出荷量増えてくると思うので、お手頃価格で購入できると思う」

開店するとすぐ、足を止める客の姿が。
■中野市から
「あっちで出てると聞けばあっちで買うし、こっちで出ていると聞けばこっちで買う」
■松本市から
「これだけ狙いで来たんです」「今年初めてなんですけど、子どもの所に送ってやりたいと思って」
Q子どもはどちらに?
「広島」「初孫が出来たので」
中には、よ~く吟味して選ぶ人も。

■須坂市から
「ある程度の太さとあんまり短いと小さくなっちゃうし、食べる所もないかなと思うので、太さと長さですね」
「サバ缶と一緒に煮てタケノコ汁にして食べます」
「常時サバ缶はうちにありますから」
みそ汁にネマガリダケとサバ缶を入れて作るタケノコ汁。
このタケノコ汁に関連した意外な商品が。

■記者リポート
「レジの横のこちらのコーナーには、タケノコ汁にちなんで、サバ缶とビタミンちくわのコラボTシャツが販売されています」
飯山市で飲食店や、サバ缶の製造販売を手掛ける合同会社「GOODMOUNTAIN(グッド・マウンテン)」が5月から販売を始めました。

■グッドマウンテン代表 岸田哲也さん(55)
「僕なんか子どもの頃はサバカレーっていって、肉の代わりにサバとちくわを入れて作ったりした」
生産量の7割が長野県内で消費されている、「ビタミンちくわ」。
これを生産する石川県七尾市の「スギヨ」は能登半島地震で被災し、5月中の生産再開を目指しています。

■岸田哲也さん
「実はうちも2年ほどサバ缶を作れていないんですね」
「サバがとれなくなっちゃったから」「そういった状況も踏まえて」「イラストは一緒に肩を組んで「一緒に頑張っていきましょう」という感じ」

今後は飯山駅にある店舗でも販売予定で、売り上げの一部がスギヨに送られるということです。

© 長野朝日放送株式会社