「右脚に違和感」 陸上男子100メートルで日本記録を持つ山縣亮太選手がパリ五輪断念

■山縣亮太選手

「右脚の方に違和感がありまして、試合に出場してベストパフォーマンスを発揮できるのは難しいと判断しました」

陸上男子100メートルで日本記録を持つ山縣亮太選手が、パリオリンピック出場を断念です。3月上旬から右足に違和感があり、6月のオリンピックの選考会を兼ねた日本選手権には出場しない意向を示しました。

■山縣亮太選手

「このオリンピックのために頑張ってきた部分は自分の中でも特にこの3年間はあったので非常に残念。すごく喪失感も大きい」

これまでオリンピックに3度出場した山縣選手。東京大会のあと右ひざを手術し、2023年、パリに向け復帰していました。

右足には突っ張るような違和感があるといいますが、原因はわかっていません。

■山縣亮太選手

「自分の気持ちとしては、しっかり体が違和感ない状態で練習もできて準備ができればまだまだ動くという風に思っているので今は治療に専念したい」

今後のレースへの出場は未定ですが、山縣選手は現役を続行するとしています。

(2024年5月16日放送)

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