契約延長交渉が停滞気味のキエーザ、コッパ・イタリア制覇後に残留希望語る「この偉大なクラブに残りたい」

去就注目のキエーザ[写真:Getty Images]

イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)は今後もユベントスで戦うことを望んでいる。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

ユベントスとの契約が2025年6月までながら、なかなか延長交渉が進まないキエーザ。今夏移籍の可能性も捨てきれず、イタリア代表のテクニカルコーチ時代に共闘したローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が動向を注視しているとも報じられている。

しかし、1-0でアタランタを下した15日のコッパ・イタリア決勝後、キエーザは自らの去就についてコメント。「コッパ・イタリア制覇とチャンピオンズリーグ出場はあらかじめ定められていた目標だった」と喜びを露わにした一方、シーズン終了後に改めて延長交渉を行うと語った。

「契約更新については(スポーツ・)ディレクター(のクリスティアーノ・ジュントリ氏)と話した。シーズン終わりにもう一度話し合うつもりだ。落ち着いて席に着き、互いに自らの計画を伝え、話し合うことになるだろう」

また、キエーザはユベントス残留が第一希望だと明言。実現したあかつきには、さらなる高みを目指すと誓っている。

「僕はこの偉大なクラブに残りたいし、ユーベをいるべき場所に連れ戻したい。僕らはリーグ優勝が難しくなった困難な数カ月を経て、コッパ・イタリアを戦い抜いた。ファンのためにも嬉しいことだ。リベンジを果たせるよう努力するよ」

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