第1四半期の物流企業運営概況、全体的に安定示す―中国

中国物流購買連合会は16日、第1四半期の物流企業運営調査報告書を発表しました。

中国物流購買連合会は16日、第1四半期の物流企業運営調査報告書を発表しました。報告書によりますと、第1四半期(1~3月)の物流企業の業務運営は安定し、構造的な注目点が際立ち、コールドチェーン物流、越境国際物流、都市配送類業務が前向きな改善を示しました。

報告書によりますと、第1四半期、物流企業の業務量は前年同期比で減少した企業が比較的多かったものの、業界の発展の勢いは全体的に安定しており、一部の業務分野では前向きな改善が見られました。

業務のタイプ別に見ると、コールドチェーン物流、越境国際物流、都市配送類の業務量が増加した企業の割合が相対的に高く、いずれも26%以上でした。サービス分野を見ると、電子商取引(EC)小売、農業・副産品卸売市場など民生品に関わる物流業務量の伸びが比較的良く、輸出入・国際貿易分野の物流回復の勢いが比較的安定しています。売上高から見ると、業界の質向上・高度化の促進の下、コールドチェーン物流、越境国際物流類の売上高が増加した企業の割合が相対的に高いです。企業の種類別にみると、大型企業では売上高が増加した企業の割合が相対的に高く、中小・零細企業では売上高が増加した企業の割合が相対的に低くなっています。(提供/CRI)

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