佐藤瑠雅×坂井翔、撮影を通して感じたお互いの“キュン”ポイントを語る

佐藤瑠雅×坂井翔

俳優の佐藤瑠雅と坂井翔が、TOKYO MXとABEMAで放送中のドラマ『彼のいる生活』(毎週木曜25時05分〜)に出演。佐藤は田中一仁、坂井は夏川涼太を演じる。宮田トヲル氏原作の人気BLコミックを実写化。『仮面ライダーギーツ』佐藤瑠雅と『ジャンヌの裁き』坂井翔がW主演を務め、『体感予報』監督・加藤綾佳氏と、『オールドファッションカップケーキ』脚本・宮本武史の強力タッグで届ける。本作は、同居をきっかけにはじまる、幼馴染とのピュアで尊い恋模様。一途な爽やかモテ男子×素直な純朴男子の王道純愛ラブコメディ。インタビューでは、W主演を務める佐藤と坂井に、撮影エピソードから、お互いが感じているキュンポイント、またコミュニケーションについて考えていることを聞いた。(取材・撮影=村上順一)

何気ない日常の一部みたいな感覚があった

――出演が決まったときの心境はいかがでした? 佐藤瑠雅

僕の友人たちがBL作品の主演をやっていたので、ついに僕もそこに仲間入りかという思いでした。BL作品はちゃんと見たことがなかったので、どういうものなのかよく知らなくて、「BLってどんな感じなんだろう?」といったところはありましたが、撮影はとても楽しみにしていました。 坂井翔

僕はBL作品に出演するのは、今回で2回目なのですが、以前出演させていただいたBL作品では、恋愛をしている2人を見ている側で、男性に対して恋愛感情はない役でした。今回はダブル主演で、相手に対して気持ちの変化を出していく、僕が今までに感じたことがない感情で役と向き合っていくことになります。どうやって役に挑んでいこうか、不安も少しありました。他のBL作品を観たり、加藤監督の作品を観たりしました。

――原作、脚本を読んで感じたことは? 坂井翔

他のBL作品とちょっと違うなと思いました。それは、あまり過激ではなく、何気ない日常の一部みたいな感覚があった作品だったので、身近に感じました。

――BL入門にもいいですよね! 佐藤瑠雅

間違いないです。入門編としてもオススメです!

――お2人がお気に入りのシーン、注目してほしいところはありますか。 佐藤瑠雅

僕が印象的だったのは制服、ブレザーを着れたことです。僕が当時通っていた高校は学ランだったので、ブレザーが新鮮でした。また、いま僕は22 歳なのですが、高校生役もまだまだ行けると皆さんが言ってくださったこともとても嬉しかったです。

――まだまだ高校生役、できそうですよね! 佐藤瑠雅

ありがとうございます。制服が着れて嬉しかったこともあり春名圭太(演・沢村玲)さんや吉田絵里(演・森日菜美)さんとの高校時代のシーンは特に楽しくて、夏川と一仁の距離感とかも含めて、そういった部分はすごく印象に残っています。また一仁のお母さん役の笛木優子さんがとても面白い方だったので、楽しくできました。 坂井翔

僕が印象に残っているのは、一仁が怒るシーンです。一仁が感情を荒げるのはそこだけなんです。基本的に一仁はキラキラしていて、ずっと優しい人です。上がり下がりがあまりなく、テンション感が一定な部分が多かった一仁が、ある出来事で爆発する。僕は(夏川)涼太として間近で見ていたので、とても印象に残っています。

お互いの“キュン”ポイント

――今回、じれキュン要素もあり、なかなかお互いの気持ちを言えない感じがあります。お2人は誰かに気持ちを伝えるとき、素直に言える秘訣みたいなものはありますか。 佐藤瑠雅

僕は人に思っていることを話したり、人に弱い部分を見せるのが苦手なんです。そういう性格の僕なのですが、僕のことを何でも知ってるような人、仲良くなった親友には自分が思っていることをズバズバ言えてしまうんです。なので、気持ちを伝えるのが苦手、言えないという人は1人でもいいので、この人なら言えそうだなと思えるような友達をまずは見つけるといいかもしれません。秘訣とはちょっと違うのかもしれないのですが、僕はそう思っていて、友達などそういう人の存在というのは大事だと思います。 坂井翔

僕は瑠雅とは逆で、つらい出来事やプライベートのことなど、思っていることはわりと言えてしまうタイプです。隠していてもしょうがないといいますか、自分から弱いところを見せた方が相手も話しやすくなるんじゃないかなと思っていて、普段から変に強がったりしないように心掛けています。

――そうすることで悩みなどが解決に向かうこともあって。 坂井翔

そうなんです。僕はわりと単純なので、自分が話すことで、誰かに励ましてもらえると、それだけですごく救われます。

――ちなみに佐藤さんに何か相談されたりもしたんですか? 坂井翔

しました。プライベートでも何度かご飯に行ったりしているので、その時にオーディションに落ちてしまった話しをしたり、「この間こんなことがあってさあ」とか、いろいろ話を聞いてもらいました。

――最後に、お互いの“キュンポイント”はありますか。 佐藤瑠雅

すごくまっすぐで、素直なところです。僕がこれまでにいた友達にはない雰囲気があってすごく新鮮なんです。また、翔は同い年なのですが、ちょっと弟気質があるんです。そういうところが一緒にいてすごく好きですし楽しいです。また、僕は変わっている人が好きなのですが、どこか天然と言いますか、ちょっとポンコツなところもあって(笑)。少し子供っぽいところがあるところがキュンポイントです。 坂井翔

今回『彼のいる生活』で、瑠雅と出会ったわけですが、この出会いをとても大事にしてくれているところがキュンポイントでした。撮影期間もそんなに長いわけではなかったので、短い撮影期間でこんなにも仲良くなれたというのは初めてでした。それは瑠雅が撮影が終わってからも「遊びに行こう!」とか積極的に誘ってくれるからなんです。それが撮影が終わってからも繋がれている、仲良くいられる関係性を作ってくれているからだと思います。出会いや繋がりを大事にすることは、誰でもできることじゃないと思うので、尊敬していますし、素敵な部分だなと思っています。 (おわり) ヘアメイク:森香織(pretium)、竹山美由紀 スタイリスト:津野真吾(impiger) 【佐藤瑠雅】 衣装協力:シャツ

原宿シカゴ、パンツ

AMERICAN RAG CIE、その他スタイリスト私物 【坂井翔】 衣装協力:コート、ニット共に原宿シカゴ、その他スタイリスト私物 ■番組情報 ドラマ『彼のいる生活』 TOKYO MX/ABEMA 木曜日25:05~25:35放送 【STAFF】 原作:宮田トヲル「彼のいる生活」(ビボピーコミックス/リブレ刊) 監督:加藤綾佳 脚本:宮本武史

野村浩二 音楽:西村大介/DUNK 主題歌:浦島坂田船/フレテ 制作会社:ビデオプランニング 製作:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 【CAST】 佐藤瑠雅

坂井翔

森日菜美

沢村玲(ONE N' ONLY)

秋谷百音

新井美羽

遠藤久美子

笛木優子 NBCユニバーサルドラマ公式サイト:https://www.nbcuni.co.jp/jcon/karenoiruseikatsu/ ドラマ公式X @drama_karekatsu ドラマ公式インスタ @drama_karekatsu ドラマ公式Tiktok @drama_karekatsu Ⓒ宮田トヲル・libre/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 佐藤瑠雅が作詞した本作の挿入歌で1stソロシングル「クチナシ」が TuneCoreよりデジタルリリース中!

© 株式会社アイ・シー・アイ