ニワトリのフンを稲作のたい肥に! 広島大学とJAが共同研究

広島大学とJAは、ニワトリのフンを稲作のたい肥として活用できるかどうか研究を進めています。

三原市高坂町で16日、田植えが行われました。この田んぼのたい肥に使われているのはニワトリのフンです。急激な円安などに伴い価格が高騰している化学肥料。広島大学とJAは2年前から多くが廃棄されるニワトリのフンをたい肥として代用できないか研究を始めました。今回の田植えで、稲の生育や収穫量などを検証します。

■広島大学 長岡俊徳 准教授

「生産性だけでなくて、環境にも配慮できるように改善していくことを付け加えていければ皆さんに受け入れられる」

16日に植えた苗は9月上旬に収穫し、味や栄養分についても調べることにしています。

(2024年5月16日放送)

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