井上尚弥に14勝無敗の米ボクサーから言及 強さ肌で知る20歳「王座は偶然じゃないんだよ(笑)」

井上尚弥【写真:浜田洋平】

スパーリングパートナーを務めたロペス

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の強さを、スパーリングで体感した無敗ボクサーが表現した。3月から1か月ほど練習パートナーを務めたジョナサン・ロペス(米国)は、米メディアに対し「あの男が王者になったのは偶然じゃないんだよ(笑)」と語ったという。

井上は6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ち。初回にプロ初ダウンを喫したが、3度のダウンを奪い返して逆転勝利を収めた。

米専門メディア「ボクシングシーン.com」は、現地18日に米サンディエゴでエドガー・オルテガ(メキシコ)と対戦するロペスのコメントを紹介。フェザー級を主戦場とする20歳は14戦無敗(10KO)を誇る。

4月には井上の所属する大橋ジムの大橋秀行会長のインスタグラムで、井上のスパーリング相手として来日していたことが伝えられていた。ロペスは記事の中で「あの男が2階級で4団体統一王者になったのは偶然じゃないんだよ(笑)。彼は僕の支えにもなってくれている」と井上について語っている。

「(井上は)僕のことを素晴らしいファイターだと伝えてくれた。高いIQの持ち主だということもね」と振り返っているロペスは、スパーリングについて「素晴らしい経験だった。僕たちは5週間で50ラウンドスパーリングしたんだ。たくさん打ち合った。本当に素晴らしい経験だったよ」と語っている。

THE ANSWER編集部

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