吉田優利は今季初の国内ツアーで3アンダー好発進「すごくいい気分で回れた」

好発進を決めた吉田優利(撮影:福田文平)

<ブリヂストンレディス 初日◇16日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県)◇6731ヤード・パー72>

国内ツアー今季初戦に臨んだ吉田優利は、5バーディ・2ボギーの「69」。3アンダーの好スタートを切った。「不安もありましたがゲームをするなかで、こんな感じでやっていたなという部分を少し思い出せました」と振り返った。

スタート前に雨のため、一時中断を挟み10番からティオフした。出だしでボギーを喫したが、11番でバウンスバック。15番では4メートル、16番では6メートルを沈めるなど、4連続バーディを奪ってハーフターンした。

後半は7番でボギーを喫するも、「後半は風の影響を受けたけど、前半はスムーズに回れた」と前半の貯金を守った形だ。

好ラウンドを見せたが、課題は明確に持っている。「(ティショットが)後半、なかなかフェアウェイに行かなかったので…。気持ちよく振れているかといえば、そうではない。そこの修正点が優先ランキングでは1位という感じです」と修正を急ぐ。

今季から米ツアーに本格参戦し、4試合で予選通過は2試合、最高は50位タイと苦しい時間を過ごしている。この試合は、地元・千葉での試合ということもあり、平日ながら大勢のギャラリーが駆けつけた。「本当にたくさんの方に駆けつけていただきましたし、こんな感じの中でやっていた事が思い出されましたね。すごくいい気分で回れました」と感謝の言葉を口にした吉田。残り3日間も奮闘を続ける。

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