大田原高校伝統の85キロ強歩 5年ぶりに完全な形で完歩

とちぎテレビ

大田原高校では5月15日から伝統の85キロ強歩が行われ、一昼夜歩き通した生徒たちが16日にゴールを迎えました。

85キロの道のりを歩ききった生徒たちが、ゴールの大田原高校に到着しました。

この「85キロ強歩」は「質素堅実」の校訓にあわせて、体力と精神力を養い仲間との絆を深めてもらおうと40年ほど前から毎年行われていますが、ここ数年は新型コロナの影響により中止や距離の短縮が続いていました。2023年は悪天候により途中で中止になったため、2024年は5年ぶりに本来の形で行われました。

85キロを歩くのは参加した生徒557人全員にとって初めての挑戦です。

16日午前0時ごろからは雨が降り始め、寒さとの戦いにもなりました。大田原市と矢板市、那須塩原市の3つの市にまたがるコースを24時間以上歩き続けた生徒たちは過酷な道のりを共にした仲間と喜びを分かち合っていました。

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