「子どもたちが楽しそうに笑ってくれて大成功!」保育士目指す大学生が絵本出版

メ~テレ(名古屋テレビ)

子どもたちの笑顔のきっかけになりたい──。保育士を目指す愛知の大学生が制作した絵本が出版されました。

「がらどんのま~るいほっぺは、びよ~んとのびる」 愛知県豊明市内の幼稚園で、絵本の読み聞かせをしていたのは保育士を目指し、この春、桜花学園大学に進学したばかりの安藤和奏さん。 実はこの絵本、安藤さん自身が高校3年生の時に夏休みの課題で制作しました。 タイトルは「がらどん」。 ページをめくるたびに出てくるインパクトのある擬音語と共に、主人公の「がらどん」に変化が起きていく内容です。 「オノマトペを使った本を子どもたちが見ている映像を見て、とても子どもたちが笑っていて、楽しそうでいきいきとしていて、そんな笑顔を私も見たいと思ってオノマトペを使って作りました」(桜花学園大学1年 安藤和奏さん)

創作絵本コンクールで優秀賞を受賞

この絵本は、去年全国の高校生以上の学生が参加する創作絵本コンクールで、応募総数280作品の中から見事、優秀賞に選ばれました。 今年3月には出版もされ、通販サイトで手に入れることができます。 「ページをめくるたびに子どもたちが、『あっ!こうなる!』と教えてくれたり、すごく子どもたちが楽しそうに笑ってくれたりして、とってもよかったです。何も考えずに笑ってもらえたら、それで大成功です」

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