石破氏、自身題材に勉強会 総裁選視野か、動向注目

自民党の石破茂元幹事長

 自民党の石破茂元幹事長は16日、自身の人となりを題材にした勉強会を国会内で開いた。派閥裏金事件の影響で党勢低迷が続く中、石破氏は世論調査で「ポスト岸田」候補として人気が高く、党内には9月の総裁選を視野に入れた動きとの見方がある。今後の動向に注目が集まりそうだ。

 石破氏は今年2月、約8カ月ぶりに勉強会を再開。3月も開き、元石破派や派閥解消を決めた安倍派と二階派の議員らが参加した。この日は「石破茂先生に10の質問」をテーマに、参加議員が石破氏に質問を投げかける形で進行した。

 石破氏は過去4度、総裁選に挑戦したが敗北した。

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