トライアル世界選手権出場選手らが苗木を植樹 モビリティリゾートもてぎ

とちぎテレビ

障害物などを乗り越えてオートバイの操作技術を競う世界選手権大会が今週末、茂木町で開かれるのを前に、大会会場で16日、出場選手らが緑を大切にするキャンペーンとして、苗木を植樹しました。

茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催されるのは、急な斜面に造られたコースで大きな石の障害物を乗り越えるなど、オートバイの操作技術を競うトライアルの世界選手権第1戦です。

16日は、モータースポーツを通じて、持続可能性を実現するための社会貢献活動の一つとして、苗木を植樹しました。また、世界選手権を主催する国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が進める環境保護などの取り組みの一環としても行われました。

トライアルGPクラスで17年連続のチャンピオン、スペインのトニー・ボウ選手や、女子部門でタイトルを9回獲得しているイギリスのエマ・ブリスト選手、さらに、モビリティリゾートもてぎの嘉門順也総支配人らが、世界選手権のコースの脇にエノキの苗木を植えました。エノキは、日本を象徴するチョウ、国蝶のオオムラサキなどの成育に欠かせない樹木です。

トライアル世界選手権第1戦は18日と19日に開催され、3つのクラスに合わせて57人が出場する予定です。

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