16日の県内は、午後から天気が急変して中越と下越を中心に風が強くなりました。気象台は、17日昼前にかけて暴風や高波に警戒を呼びかけています。
16日、新潟市西区の球場で行われたプロ野球ファーム交流戦「オイシックス対オリックス」。試合途中に風が強まり、グラウンドの土が激しく舞い上がる状況に…ついには試合続行が不可能になり、珍しい強風コールドゲームとなりました。
上空の寒気の影響で、県内は17日朝にかけて大気が非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込みです。このあと海上を中心に台風並みの強い風が吹く見込みで、17日予想される最大風速は陸上は佐渡で20m、海上は上越・中越と佐渡で22mとなっています。
気象台は、下越と佐渡は17日未明から昼前にかけて高波に、佐渡は16日夜はじめから17日昼前にかけて暴風に警戒するよう呼びかけています。また落雷や突風急な強い雨にも注意が必要です。
17日は、通勤時間帯の交通にも影響が出そうです。JRは白新線や越後線などで、朝から昼頃にかけて遅れや運休が発生する可能性があるとしています。JRのホームページなどで最新の情報をご確認ください。
佐渡汽船は17日、直江津ー小木航路のカーフェリー「こがね丸」全便の欠航を決めました。新潟ー両津航路のジェットフォイルも午前の便の欠航が決まっていて、これ以降の便についても欠航の可能性があるとしています。
