インターンシップしていた大学生の提案がきっかけ のどかな山里を彩る色とりどりの“バラ園”

高知県四万十市の山里で住民たちが育てた色とりどりのバラの花が咲き、のどかな風景に彩を添えています。

山に囲まれた四万十市の北西部、西土佐大宮。愛媛県に通じる県道沿いにあるのが「藤の瀬バラ園」です。

10数年前、大宮地区にインターンシップしていた大学生からの「地域をバラで彩ってみては」という提案がきっかけで、地元の住民たちがバラの木を植えました。

園内と周辺の道路沿いにはおよそ250種類、合わせて550本ほどのバラが。鮮やかなバラの花は青空や新緑に映え、山里ののどかな風景に彩を添えています。

(訪れた人は)
「今回(来るのが)遅いかなと思ってたらまだまだツボミが残って…香りに癒やされます」
「香りがいいのと種類もいっぱいあってこじんまりしてますけど中々、いいですね」

バラ園隣りの高台には「ブラシノキ」が植えられていて、その名前の通り“ブラシ”のような赤い花が咲いています。

西土佐大宮の「藤の瀬バラ園」は管理と運営のため入園者に協力金(300円)をお願いしていて、6月上旬まで開放されています。

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