タケノコ採りで遭難の青森県の男性 発見には至らず 鹿角市

15日に鹿角市の山林に入り、タケノコ採りをしていた64歳の男性の行方がわからなくなっています。

警察などが16日につづき、17日も捜索しましたが見つかりませんでした。

(17日午後6時現在)

行方がわからなくなっているのは、青森県三戸町の佐藤宏さん64歳です。

鹿角警察署の調べによりますと佐藤さんは、15日午前8時半ごろタケノコ採りをするために、妻と親戚と合わせて3人で鹿角市十和田大湯の山林に入りました。

その後佐藤さんは1人で奥に入っていきましたが、戻る予定だった正午を過ぎても帰って来なかったため妻が山の管理者を通じて警察に通報しました。

15日の警察と消防の捜索では、入山地点からおよそ2キロ離れた場所で、500ミリリットルのペットボトル2本が入った佐藤さんのリュックと、サイレンを鳴らすメガホンが見つかっています。

佐藤さんは携帯電話を持っていましたがつながらない状態になっていて、食料は持参していないということです。

16日に続き、17日も捜索が行われましたが発見には至りませんでした。

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