メルセデス・ベンツは2024年5月16日、ハンドル操作を補助する電動パワーステアリングシステムに不具合があるとして「A180」や「A200」など34車種の計約11万台2000台のリコールを国土交通省に届け出た。
国交省によると、右ハンドル車の電動パワーステアリングの制御プログラムが不適切なため、システムに故障が発生した場合、パワーアシストが作動しなくなったり、ステアリングに振動が発生したりすることで最悪の場合、操舵ができなくなる恐れがあるという。
ドイツ本社からの情報で判明。国内での不具合、不具合による事故は確認されていない。
メルセデス・ベンツは使用者にダイレクトメールで通知するなどし、全車両、電動パワーステアリングコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えて対応する。
リコール対象の車種、製造期間は以下の通り。
メルセデス・ベンツのリコール対象車種や型式