小学校で女子児童の着替え盗撮など 元講師の男に有罪判決

2023年、奈良市内の小学校の教室で女子児童の着替えを盗撮し、性的姿態等撮影などの罪に問われた元講師の男の裁判で奈良地裁は16日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決などによりますと、元小学校講師の北出篤史被告23歳は、2023年10月中旬から12月上旬までの間に、当時勤めていた奈良市内の小学校の教室で、女子児童の着替えをペン型のカメラで盗撮するなどしたということです。

16日の判決公判で、奈良地裁の岡田卓裁判官は「立場を悪用した犯行は悪質で、身勝手な動機」と指摘しました。一方で、本人がカウンセリングの受診など再犯防止に向けた取り組みを行っていることや、反省の態度を示していることなどを考慮し北出被告に、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

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