「インクルーシブ教育」の推進へ 群馬県が玉村・上陽小をモデル校に指定

障害の有無に関わらず一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」の推進に向けて、群馬県は、玉村町の上陽小学校をモデル校に指定したと発表しました。

「多文化共生・共創社会」を目指す県では、子どもたちが障害の有無に関わらず同じ場所で学ぶことができる「インクルーシブ教育」の推進を掲げています。

山本知事は16日の会見でこのモデル校に玉村町の上陽小学校を指定したと発表しました。上陽小学校では2学期から約3年をかけて、障害の有無に関わらず一緒に学べる授業づくりや一人ひとりに合った学び方の実践研究に取り組みます。

県は、専門スタッフや地域のボランティアを小学校に派遣し、サポートを行います。県では、上陽小学校での取り組みやこれから設置する有識者会議の意見などを踏まえ、2027年度を目安に「インクルーシブ教育」を県全体にも展開していきたい考えです。

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